徒然なるままに ~歴史作品の感想他~

歴史作品の感想とか色々

2022-01-01から1年間の記事一覧

逃げ上手の若君 第58話「帰還1335」感想

すみません。気力がなくて、逃げ若感想が一日遅れました。 やはり助けに来ましたね、楠木殿! 尊氏を迎えに来た理由が料理が冷めると妻が怒り、家庭内の立場維持に、、、というのがお茶目ですね\(^o^)/ 一方で、尊氏の動向をわざと聞こえるように若に話し…

鎌倉殿の13人 第14回「都の義仲」感想

話数がタイトルを超しました(笑) いよいよ源平合戦が大きく動き始めましたね! 先週までムスーだったのに、微笑むのが増えた八重殿に違和感を感じる冒頭ですなw(捻くれ者) さて、鎌倉では義仲の長男・義高が大姫の許嫁となることを拒む政子ですが、、、 「ど…

逃げ上手の若君 第57話「尊氏1335」感想

昨日は鎌倉殿の感想を書くことで一日ずれ込んでしまったので、逃げ若感想も1日遅れてしましまた、、、スミマセン。 タイトルもどんどん露骨になってきてますねw 尊氏急襲なるも、刀は片手ずつで、矢はなんと口と鼻の間で受け止められてしまいます!!口と鼻…

鎌倉殿の13人 第13回「幼なじみの絆」感想 

昨日は私用あり、リアタイ視聴ができなったので、月曜朝に視聴しました。 あまり感想を溜めると辛いので、今日のうちに書きます! あれ?北条家族会議から始まってる。。。時政の一声で伊豆に戻るんでなかったの?? 責められる小四郎可哀相ww実衣ちゃんも確…

鎌倉殿の13人 第12回「亀の前事件」感想  ~後編~

すみません、週前半忙しくて(主に夜飲んでてw)後半の感想書けていませんでした。。 政子は乳母を出す比企能員の屋敷にお産に向かいます。鎌倉から武蔵北部、、、結構な旅ですね。そして里帰り出産でもなく、家臣(頼朝にとってはw北条家にとっては同僚)の家に…

逃げ上手の若君 第56話「暗殺1335」感想

とりあえず殺せんせーが再び出てきそうなタイトルですww 仕事で心が死んでいたので、夕方までおじゃんぷ様の発刊を忘れていました、、、しかしながら、感想はできる限りその日のうちに書いておこうと思いますw 南都も桜が美しいセンターカラーです\(^o^)/ …

鎌倉殿の13人 第12回「亀の前事件」感想  ~前編~

三谷監督脚本の大河と聞いて、最も楽しみにしていたエピソードがやってきました。 頼朝の浮気事件、亀の前事件!!! 昨年4月末、その亀の前は江口のりこさんが演じると知ってからずっとこの日を楽しみにしておりました!! 2年前の2020年の半沢直樹での名演…

アニメ平家物語 第10話「壇ノ浦」&第11話「諸行無常」感想

先週は突然の地震によりフジテレビ系でも放映延期となってしまった平家物語ですが、今週一挙2話放送でクラマックス!! 悲劇について語り切れない情報量ですが、敢えて感想は2話纏めて、端折りながら(軽口もありで進めます) 平家を追って福原についたびわで…

逃げ上手の若君 第55話「楠木1335」感想

今週は祝日があるので、ジャンプは土曜発売であることを忘れていました(汗 Webで定期購読しているのですが、日曜朝に更新に気づく。。。 というわけで感想もそれだけ遅れました、、、 さて、京からの逃げ道を探す中で出会った卑屈ぽい男は、まさかの楠木正成…

鎌倉殿の13人 第11回「許されざる嘘」感想

一週間、経つの早いですね。 仕事が多忙となり、感想以外のブログが書けなくっていますが、鎌倉殿・逃げ若・(あと2話の)平家物語の感想は南都か続けてたいと思っております。 鎌倉殿は今週はさらに情報量が増えて、整理しきれません(汗 とりあえず1週目で見…

逃げ上手の若君 第54話「スキャナー1335」感想

図らずもらしくない、この時代の大物が登場しました\(^o^)/ さて、後醍醐帝殺害の西園寺公宗と叔父家泰家の謀略、、、流石に逃げ若等一派もドン引き、、、皇族殺害は流石に千年先までも汚名を追ってしまう大罪なのは、田舎から来た皆も分かってるようです…

鎌倉殿の13人 第10回「根拠のない自信」感想

さて、今週は史実的にはあまり進んでませんが、三谷さん節が満載で一字一句見逃せない、聞き逃せない状況でしたね!! 初っ端から義経が平泉の繁栄ぶりを鎌倉とは比べ物にならない程と、、、おい、頼朝や政子、、そして東国武士が聞いているんだ、、、空気読…

常陸佐竹氏と金砂城の戦い(鎌倉殿の13人より) ~後編〜

すみません、前中後編で佐竹氏について記事を書く予定でしたが、中編と後編が空いてしまいました。 後編では金砂城の戦い以降の佐竹氏について概略を説明します。 5.鎌倉時代の佐竹氏 金砂城の戦い後、秀義は所領を没収されますが、1189年の奥州合戦では頼…

アニメ平家物語 第9話「平家流るる」感想

今週は仕事が忙しくブログを水曜以降書く気力が起きませんでした(汗 というわけで、水曜放送(いつも視聴は木曜昼以降)なのに出遅れてしまった平家物語の感想です。何とか落とさずに続けることはしたいものです。。。 義仲が入京した1183年7月、都は飢饉の中…

常陸佐竹氏と金砂城の戦い(鎌倉殿の13人より) ~中編〜

いよいよ、来週の鎌倉殿の13人で触れられる金砂城(かなさじょう)の戦いについて説明します! 3.佐竹義政の誅殺 前回の鎌倉殿のでも放映された通り、頼朝および東国武士勢は富士川の戦い(1180年10月)に勝利しますが、頼朝の望む平家討伐には向かわず、領…

常陸佐竹氏と金砂城の戦い(鎌倉殿の13人より) ~前編〜

遂に、茨城県民1000万人が待ち望んだ、佐竹氏の大河ドラマ登場(鎌倉殿の13人10話予定)です!!! 過去の大河は知らないので憶測ですが、佐竹氏が出たのは直近では初めてではないでしょうか\(^o^)/ しかも演じるのは大御所声優として名を馳せ、俳優としても…

逃げ上手の若君 第52話「腹黒1335」感想

ゴゴゴゴゴゴゴってアウトな気がwww 今週は道誉優勝の回! コナンの犯人ばりに顔に黒がかかってますw(頭巾取って坊主姿だとまさにそれ! ) 清原某は相変わらず腰振りながらビクンビクンしてますww「お元気」は意味深な気がします。 さて、魅摩の父である道…

鎌倉殿の13人 第9回「決戦前夜」感想

さて、今週も見どころいっぱいでしたね\(^o^)/ 富士川の戦いの水鳥の説はwwww 史上最高で斜め上をいくものかとwww さて、鎌倉に入り大庭・伊東を退けた頼朝軍は伊東祐親の討伐に向かいます、、、しかし、伊東の館には頼朝の前妻で義時の想い人(?)八重がお…

アニメ平家物語 第8話「都落ち」感想

平家物語もどんどん悲しい話となっていきます。 ただ、今回は全体的にはそこまでの悲劇はなく、これからの伏線が、、、という感じでしたね。 都から出たびわは祇王達の僧房を尋ね、更に母親を探して越後へと、、、しかし越後にも向かった先、母親らしき人は…

逃げ上手の若君 第52話「婆娑羅1335」感想

今週はマジで誰得!!?? 双六にまけてこのままでは済ませぬと、、魅摩戦闘モードで始まりましたが、、、 結局若のことを気に入り、宝刀あげてさらにはナンパ\(^o^)/ (狐次郎・亜矢子の見立てでは戦いは素人のようですしね) 「あたしの屋敷に泊ってきな」…

鎌倉殿の13人 第8回「いざ、鎌倉」感想

今週は色々伏線の多かった回でしたね!三谷監督得意の群像劇!! 追討側の平宗盛は出陣に吉日を選んで、遅れているようです、、、この呑気さが後々の命取りですね、、、清盛殿が怒るのも尤もです。。。 一方後白河院の下では三善元康(後の13人になる)が、頼…

室町期の守護大名マップを作成 ~準備編~

ちょっとスケールの大きな話をします。 歴史を学んで発信するには、専門的な知識を極めることは学者や専門家がやればよいことで、一般人は目指すところではないと思っています(笑) その中でできる事で、価値があるのと思うのは歴史の出来事を「見える化」す…

大仏を再建した僧、重源について ~平家物語7話より~

1.平家による南都焼き討ち 1180(治承4)年、5月の以仁王のの挙兵から平家に逆らう軍勢の蜂起が始まりました。京での以仁王の乱は鎮圧されるも8月には伊豆で源頼朝が挙兵、相模石橋山で敗退するも安房に逃れ、平家恩顧を含めた関東の武士たちを味方につけ、1…

アニメ平家物語 第7話「清盛、死す」感想 

さぁ、アニメ平家物語は平家がどんどん傾いていき、視るのも辛くなってきました。 都は頼朝をはじめとする源氏の挙兵による社会不安から半年で福原から京に戻りました。清経と敦盛が興じているのは毬杖(ぎっちょう)という球技。ゴルフというよりゲートボー…

ばさら大名 佐々木道誉について(逃げ上手の若君50・51話より) ~後編~

さて、後半記事を書く前に、佐々木道誉は映像作品では大河ドラマ太平記(1991)で陣内孝則さんが演じたのが有名です。いかにも食わせ者な感じがしますね! 3.室町幕府の最大実力者 道誉の活躍は尊氏の側近としても太平記などで多く描かれていますが、個人的…

ばさら大名 佐々木道誉について(逃げ上手の若君50・51話より) ~前編~

南北朝期の人物については詳しくないのですが(太平記も読んでないし)、この機に魅摩ちゃんの父親、佐々木道誉について調べてみました。きっと逃げ若本編でも重要人物として活躍しくれることでしょう! 1.佐々木氏の系譜 佐々木氏は宇多天皇の第8皇子である…

源頼朝の兄弟について(鎌倉殿の13人第7話より)

歴史関係は感想を書いた作品に関連して記憶の新しいうちに語っていこうと思います。 さて、今回は鎌倉殿の13人で次々と集結していきそうな頼朝の兄弟について。 頼朝は三男ですが、下は九男の義経まで多くの兄弟が居て(父義朝が頑張ったw)粒ぞろいです。然し…

逃げ上手の若君 第51話「双六1335」感想

注)今回の感想は若干センシティブな内容を含みます。 さて、双六(古代の)での一番単純な「柳」で玄蕃の身柄と雫の貞操(?)を賭けた勝負!! 尚、双六の柳は上に書いた通りですが、平安期からの双六盤のマスは「12」。右端に駒が置かれているので、一番左端…

鎌倉殿の13人 第7回「敵か、あるいは」感想

とりあえず、上総広常殿!期待通りかっこよかった\(^o^)/ 名台詞吐きまくりでした!(佐藤浩市さんだからこそサマになるww) あと、頼朝やはりクズw 初っ端から清盛と後白河院の対面も面白いですが、来ました!後白河院の愛妾、丹後局。鈴木京香さん、いつ見…

武士の鑑と呼ばれる斎藤実盛(平家物語6話より)

アニメ平家物語6話で強面で東国武士の勇猛さを語り、維盛をこれでもかと怯えさせた斎藤実盛(画像最左)です。 平家物語原典でも「東国武士は親が討たれても子が討たれても構わず、その屍を乗り越え乗り越え戦う。その引く弓は鎧の2、3着を重ねて、たやすく…