徒然なるままに ~歴史作品の感想他~

歴史作品の感想とか色々

鎌倉殿の13人 第10回「根拠のない自信」感想

さて、今週は史実的にはあまり進んでませんが、三谷さん節が満載で一字一句見逃せない、聞き逃せない状況でしたね!!

 

初っ端から義経が平泉の繁栄ぶりを鎌倉とは比べ物にならない程と、、、おい、頼朝や政子、、そして東国武士が聞いているんだ、、、空気読んでww(死亡フラグが一つ)

 

その平泉の藤原秀衡にも3千の兵を送るように依頼していると言いますが、、、当の秀衡は平家からも出兵の文を貰い、回答をどちらも先延ばしにして日和見の模様、、

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一方義経に対しては「己一人で大願を成し遂げれる」と評価。

一方、その大願とは平家を滅ぼすこと??、、それで先はどうするのでしょうか、、、と疑問が浮かぶことであります。

 

京には久々に怪しい僧、文慶さんが!!しかも後白河院にこっそり呼ばれて誰かを呪い殺す依頼を!?相手は清盛??(とはいえ、半年後には熱病で死ぬので、もっと別か??)謎は深まるばかりです。。

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さて、東国では富士川の戦いの後始末。。捕まった大庭景親ですが、、、最期まで不敵な笑みを浮かべ、斬った上総広常にせいぜい気を付ける事(フラグ)という捨て台詞を吐いて散ります!國村さん、カッコよかったです!初期の強敵としての存在感十分でした!!

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しかし、その結末は晒し首(涙)、、、これから首桶どころか晒し首がレギュラー化しそうな勢いであります、、、、

 

一方、八重殿は鎌倉で侍女として見返りを求めぬ気高き心で仕え、、、(兄祐清はけなげと褒めてたけど、父祐親からするとだめんずにぞっこんな娘は心配で処刑前でも死に切れんと思うよww)、なんと義時は八重殿に惚れているようでこっそり草餅の差入などをww(それを姉と妹に見られているのは地獄ww)、、しかしその草餅は周り回って三浦義村のところへ、、、義村(13歳)は軽い男を演じながら義時と八重殿をけしかけますが、、、(何この斜め30度での迫り方www)ちょっと今回は不発だったみたいですねw

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突然前触れなく、政子と実衣の前に現れるニューフェイスが!

鎌倉殿の13人の一人安達遠元です。武蔵の豪族でありながら、公家ともつながりをもった教養人です。

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演じるのは元お笑い芸人の大野泰弘さん、三谷大河では真田丸では真田家臣、河原綱家を演じておりました。犬伏の別れを盗み聞きし、信幸(大泉洋)に草鞋を投げつけられたシーンは有名です\(^o^)/

<2016年真田丸より>

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更にはマナー講師としてりくの兄、牧宗親がやってきます。こいつそ胡散臭いですね、、、(尚、これから起こる亀の前事件に大きく絡むらしいですw)

 

更に、義朝の六男、頼朝の弟である範頼も登場。演じるのは迫田孝也さん!

真田丸では信繁の側近矢沢頼綱を演じ大活躍だった方が戻ってきました\(^o^)/

この中ではとてもマトモに見えるwイケボだし!

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ところで、義経(菅田将暉)が政子(小池栄子)に膝枕されて甘えるシーン誰得なの???

(見せられてる実衣ちゃんが特にドン引きだろうなww)

 

そして、兄弟(3男頼朝、6男範頼、7男全成、9男義経)の揃っての酒の席!義経、範頼の母が遊女だったとか余計なこと言わない!!(出自マウントは血を見ます!)、頼朝も思い出話を適当に言って、、、なんかぎこちないですな、、、

頼朝は「血を分けたそなたたちが頼りじゃ、坂東の者は信じ切ることができぬ!」と絆を深めようとしますが、、、あ、お付きの義時が聞いてますが、、、(義時居づらいだろーなー)

 

そろそろ後半となる頃、、、

実衣の下に登場、亀!侍女となった八重の素性(頼朝との関係を察したなw)が気になるらしく、、、しかし、既に奥を預かる立場なの!?(それは傲慢すぎでは)

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そんな経緯で、八重に頼朝の部屋の前に酒の肴を届けさせたうえ、、愛妾として懇ろを見せつける鬼のような策略ww コワイヨー。しかもわざわざ八重さんと呼ぶとか地獄すぎです!

このガッキーのキョトン顔は逃げ恥でよくみましたねww 気の毒ですが、とても可愛いです\(^o^)/

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亀はさらに疲れてる政子のところにも、書物(りくから勉強しろと)を無造作に置いたり、、やな感じでやってますねw更には八重が出仕してこなくなったのをどこか悪くしたのかと、、、お前のせいだよwww

 

さて、今週やっとの戦闘。常陸の佐竹氏討伐です。佐竹氏は前回上総広常が宿敵としている発言をしましたが、関東で依然として平家方の主力であり、奥州藤原氏と連携を図るためにも倒さねばいけない相手でした。

 

軍議で「黙れ小僧!」状態な義経はまぁ放っておきましょう(笑)

東国武士側が義経にドン引きする中で、心にもない台詞でもフォローする義政は先週より一つ覚悟をきめたような感じがありますね!

 

そして、まずは話し合いと石段で敵大将と対面。出るは佐竹義政、演じるのは今週の目玉平田広明さん!相変わらずのイケボです!!ちょっとだるそうな態度も素晴らしい!

しかし上総広常に「お前、老けたなー」と言った台詞を最期に斬られて絶命( ;∀;)

(吾妻鏡の記述でも上総広常より騙し討ちでしたが、屋内だったみたいですね)

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ここから図らずも乱戦からの正面戦闘が始まってしまいます。佐竹勢は難攻不落と言われるの金砂城に籠り、頼朝側も攻めあぐねて戦いは膠着状態となります。尚、知略に優れ頼りになる平六(三浦義村)は餅があたって腹を壊していたようで(あの草餅かよww)

ここで紆余曲折の上義経が上から奇襲するという策を献じ、皆の士気があがりますが、、、

上総介が佐竹方を内通させ、砦の守りを解かせ、戦は源氏方の勝利で修了!無駄な犠牲もなく喜ぶ東国武士達ですが、義経だけは八つ当たりww

これからも一波乱おきそうな関係ですね。

 

本日のオチ、、、出仕してこない八重を心配して様子を見に行く義時ですが、、、そこに怪しい人影、、、捕らえたのは頼朝ww 勿論これは内密となりますが、、、

ホンマ義時のいうように「諦めてなかったことが驚きです!」

これは来週再来週あたりに血を見ますね!

 

どうなっていくのでしょうか!