徒然なるままに ~歴史作品の感想他~

歴史作品の感想とか色々

鎌倉殿の13人 第12回「亀の前事件」感想  ~前編~

三谷監督脚本の大河と聞いて、最も楽しみにしていたエピソードがやってきました。

頼朝の浮気事件、亀の前事件!!!

 

昨年4月末、その亀の前は江口のりこさんが演じると知ってからずっとこの日を楽しみにしておりました!!

 

 

 

2年前の2020年の半沢直樹での名演!ちょっと癖のある女性の演技、、、これを小池栄子の政子とどうバトルするか、、、既に大注目でした!!

 

 

さて、そんな

 

そして、事件のきっかけとなる牧の方も宮沢りえさんが演じると知って、この強そうな女性達、、、そしてそれを大泉洋さんの頼朝はどう乗り切るか、、、ずっと気にになっておりました!!

 

さて、本編ですが、ドラマの冒頭は八重さんと義時の祐親殿を偲びしんみりからから始まりますが。。。。

 

OP直後、また北条家におめでたい報せが!

頼朝の弟(七男)全成と、義時・政子の妹実衣が結ばれます!

しかし、全成は僧体から還俗しないんですねwww 浄土真宗でもないのに妻を娶ってよいのか??

 

でも「生まれる前から惚れていたとか」真面目な場でカマす夫嫌だなー、、個人的にはwww

 

そして話は小四郎と八重の話から、、、

ここで実衣のツッコミじさま爺様は 何であんなことになってしまわれたの?」

なんて鋭いwww

そこから小四郎が江間の地を貰い、姓も江間小四郎となったところ聞き、

実衣「 北条の家は誰が継ぐんですか?」

あ、、また静まり返った、、、

でもりくさんの男子が産まれたとき継がせるのは問題あると思う。。。政子とは血がつながらなくなるし、、、不穏な。。。

 

 

程なく登場はコント、、やい癒し系一家、比企家です。比企尼は頼朝の乳母であり、只ならぬつながりがあります。

 

鎌倉殿の周りにも人材が集まってきます!13人のうちの4名は公家、京のしきたりや政に精通した者達が政権運営には必要なのです。

そして来ました、大江広元殿!演じるのは栗原英雄さん。前回の三谷大河「真田丸」では信繁の叔父にして智将、真田信伊を演じられていました。

 

 

時に謀略も駆使する、真田丸での名演ですっかりファンになった俳優さんです!!

 

今回も凛々しく、期待大です\(^o^)/

 

さて、佐殿にお子が産まれるにあたり、御家人達に御役目が命じられます。

まずは産養の儀。これは生まれてから3、5、7、9日後に親戚・知人などから贈り物がされ、祝宴が開かれるというものです。要は、男たちが宴会したいのと、これで対主君への忠義を示させるわけですなwww

今回は、三夜を小山殿、五夜を上総介殿、七夜を千葉殿 、九夜を北条殿

と、、、

ここで唐突に小山氏、小山朝光の登場です!

母が頼朝の乳母の一人というわけですが、、、この一年後、野木宮(栃木県野木町)の合戦で武功もあげ、頼朝の有力家臣となります。室町期は関東八屋形に列される、小山氏の祖です!

 

 

そして、乳母を出すのは二代にわたり比企家!

いきなり参列の比企能員(佐藤二朗)を面白くないと思うのも分かります。唐突なのに存在かいデカすぎ!!

 

むしろ上総殿の乳母(佐藤浩市さんが乳あげるのを妄想しましたwwスミマセン)が見たかった気もしますww

 

更に、馬引きに弟義経を命じた処、ひどく不満&悪態をつき、、、、

 

あー、この場でやっちゃったという感じですね、、義経

頼朝もより傲慢になって、事態は悪化の一方、、、、

 

 

すみません、亀の前事件に入る前にかなりの字数となってしまったので、今回は前後または前中後編に分けます。

続きは後日、、、