徒然なるままに ~歴史作品の感想他~

歴史作品の感想とか色々

鎌倉殿の13人 第14回「都の義仲」感想

話数がタイトルを超しました(笑)

いよいよ源平合戦が大きく動き始めましたね!

 

先週までムスーだったのに、微笑むのが増えた八重殿に違和感を感じる冒頭ですなw(捻くれ者)

 

 

さて、鎌倉では義仲の長男・義高が大姫の許嫁となることを拒む政子ですが、、、

「どうせ猿顔に決まってます」いった矢先、、、義高(染五郎)を見て、、

あっさり「よろしいのではありませぬか」と、、、、やはりイケメン最強\(^o^)/

幼い大姫も一目惚れな感じでしたなww

 

さて、義仲はというと、、倶利伽羅峠はナレ勝利!すぐに都に入ったようで、、、

宗盛を始めとした平家もあっさり逃亡、、

 

幼き安徳天皇を「もっと良いところへお連れ、、、」て( ;∀;)

 

都に入った義仲ですが、、、どうも礼儀を全然知らぬようで、、、そりゃ2歳から木曽の山奥でずっと育ったのでは無理もなく、法皇様もポカーン、、、あいちゃー、、といった感じですね。

武勇誉れ高く、人柄も申し分ないのですが、これは気の毒なところ、、、

 

義高の意外な趣味、セミの抜け殻収集\(^o^)/なぜこんな完璧美少年にそんな属性をくっつけるwww

 

久々登場、頼朝に京の様子を伝える大事な役割の三善康信殿。治安が悪化した都でならず者に襲われています、、、損な役回り。。

文でも義仲の兵が乱暴と書いていましたが、実際京に入ったのは近江源氏美濃源氏も含めた寄せ集め軍団で義仲の統制下には入っていなかった者達も沢山いたようです。

とはいえ、法皇様や公家たちはそんな状況はつゆ知らずなので、義仲の評判が悪くなってしまう必然はできてしまいますよね。。。

 

ということで、後白河院の愛妾丹後局の進言もあり、義仲に即出陣の命令が、、、

しかし、義仲は兵が足りず頼朝との合流を待った方が、、、そして

「戦に出たこともないお人が口を出さないでいただきたい。」

と進言しますが、、天下の法皇様に通じるわけもなく、、、

(このあたり湊川戦い前の楠木正成と後醍醐帝のやりとりに重なりますね)

 

結局義仲は備中水島で苦戦(水島の戦いで平知盛率いる平家軍に惨敗は有名ですね)

その隙に法皇様と示し合わせて上洛を目指す頼朝!(いやー大人たちって汚いなー)

 

真面目で不器用な者は滅ぼされてしまうのです、、、嫌な世の中ですな。。本当に。

 

さて、物事は頼朝の思う方向で進むのですが、御家人達が源氏の同士の争いに加わるを嫌がっているようで、、、(マトモな感覚だと思います!)

 

ついでに、秀衡への呪詛に加勢していた文覚殿もまた追放となりましたw

魚や蛸取って悦に浸ってるのはとても高僧とは思えませんしな!

 

 

漸く九郎に出陣命令。嬉しすぎてコミュ障気味になっているのが、、よほどうれしかったんでしょうね。。

 

 

 

 

そして、この戦の一番の被害者、頼朝と義仲が争うことによりその身が危うくなってきた義高君ですが、

「父は 義にもとることは決して許しませぬ。鎌倉殿に義がなければ必ず受けて立たれます。この戦に 義はございますか。」

と返します!なんという潔さ!! 

更に出陣する九郎義経に対しても、、

「父に 戦で かなうわけがありませぬ。もはや再びお会いすることもないでしょう。」

余程父上のことを信じ、慕っているのがわかります。。。。

 

なんと悲劇を盛り立てる脚本なのか( ;∀;)

 

一方、御家人達は三浦館に集い。

その面子は岡崎義実土肥実平、千葉常胤、、佐殿に反旗を翻そうとします。

更に翌日は和田義盛梶原景時(分かりやすいスパイ)、文覚まで加わります!

 

意外にもここに居ないのが上総介広常なのですが、、、、

とおもったら、景時から彼を御家人側に誘う作戦が、、、、(あっ

 

そして広常参上「待たせたな!」で今回は終了。

史実どうなるかは見えているのですが、これがどう転ぶやら、、、

 

来週も不穏さ一杯ですが、楽しみです!!