徒然なるままに ~歴史作品の感想他~

歴史作品の感想とか色々

2022-02-01から1ヶ月間の記事一覧

逃げ上手の若君 第52話「婆娑羅1335」感想

今週はマジで誰得!!?? 双六にまけてこのままでは済ませぬと、、魅摩戦闘モードで始まりましたが、、、 結局若のことを気に入り、宝刀あげてさらにはナンパ\(^o^)/ (狐次郎・亜矢子の見立てでは戦いは素人のようですしね) 「あたしの屋敷に泊ってきな」…

鎌倉殿の13人 第8回「いざ、鎌倉」感想

今週は色々伏線の多かった回でしたね!三谷監督得意の群像劇!! 追討側の平宗盛は出陣に吉日を選んで、遅れているようです、、、この呑気さが後々の命取りですね、、、清盛殿が怒るのも尤もです。。。 一方後白河院の下では三善元康(後の13人になる)が、頼…

室町期の守護大名マップを作成 ~準備編~

ちょっとスケールの大きな話をします。 歴史を学んで発信するには、専門的な知識を極めることは学者や専門家がやればよいことで、一般人は目指すところではないと思っています(笑) その中でできる事で、価値があるのと思うのは歴史の出来事を「見える化」す…

大仏を再建した僧、重源について ~平家物語7話より~

1.平家による南都焼き討ち 1180(治承4)年、5月の以仁王のの挙兵から平家に逆らう軍勢の蜂起が始まりました。京での以仁王の乱は鎮圧されるも8月には伊豆で源頼朝が挙兵、相模石橋山で敗退するも安房に逃れ、平家恩顧を含めた関東の武士たちを味方につけ、1…

アニメ平家物語 第7話「清盛、死す」感想 

さぁ、アニメ平家物語は平家がどんどん傾いていき、視るのも辛くなってきました。 都は頼朝をはじめとする源氏の挙兵による社会不安から半年で福原から京に戻りました。清経と敦盛が興じているのは毬杖(ぎっちょう)という球技。ゴルフというよりゲートボー…

ばさら大名 佐々木道誉について(逃げ上手の若君50・51話より) ~後編~

さて、後半記事を書く前に、佐々木道誉は映像作品では大河ドラマ太平記(1991)で陣内孝則さんが演じたのが有名です。いかにも食わせ者な感じがしますね! 3.室町幕府の最大実力者 道誉の活躍は尊氏の側近としても太平記などで多く描かれていますが、個人的…

ばさら大名 佐々木道誉について(逃げ上手の若君50・51話より) ~前編~

南北朝期の人物については詳しくないのですが(太平記も読んでないし)、この機に魅摩ちゃんの父親、佐々木道誉について調べてみました。きっと逃げ若本編でも重要人物として活躍しくれることでしょう! 1.佐々木氏の系譜 佐々木氏は宇多天皇の第8皇子である…

源頼朝の兄弟について(鎌倉殿の13人第7話より)

歴史関係は感想を書いた作品に関連して記憶の新しいうちに語っていこうと思います。 さて、今回は鎌倉殿の13人で次々と集結していきそうな頼朝の兄弟について。 頼朝は三男ですが、下は九男の義経まで多くの兄弟が居て(父義朝が頑張ったw)粒ぞろいです。然し…

逃げ上手の若君 第51話「双六1335」感想

注)今回の感想は若干センシティブな内容を含みます。 さて、双六(古代の)での一番単純な「柳」で玄蕃の身柄と雫の貞操(?)を賭けた勝負!! 尚、双六の柳は上に書いた通りですが、平安期からの双六盤のマスは「12」。右端に駒が置かれているので、一番左端…

鎌倉殿の13人 第7回「敵か、あるいは」感想

とりあえず、上総広常殿!期待通りかっこよかった\(^o^)/ 名台詞吐きまくりでした!(佐藤浩市さんだからこそサマになるww) あと、頼朝やはりクズw 初っ端から清盛と後白河院の対面も面白いですが、来ました!後白河院の愛妾、丹後局。鈴木京香さん、いつ見…

武士の鑑と呼ばれる斎藤実盛(平家物語6話より)

アニメ平家物語6話で強面で東国武士の勇猛さを語り、維盛をこれでもかと怯えさせた斎藤実盛(画像最左)です。 平家物語原典でも「東国武士は親が討たれても子が討たれても構わず、その屍を乗り越え乗り越え戦う。その引く弓は鎧の2、3着を重ねて、たやすく…

室町中期の今川家督争いと鎌倉公方(新九郎奔る9巻より)

歴史語りは最近読んだ作品を中心に記憶の新しいうちにやっていきたいと思います。 今回「新九郎奔る9巻」気になったコマです。 普広院様(6代将軍足利義教・・・万人恐怖で知られております)の鶴の一声で先々代の今川当主は、範政(範満および義忠の祖父)が推…

アニメ平家物語 第6話「都遷り」感想

今週はついに源氏を率いるあの方が登場します\(^o^)/ まずは、福原遷都に伴う引っ越し準備から。。 平家皆大荷物を纏めているのに、びわの荷物は琵琶と葛籠一つだけ(笑) 琵琶の袋もっと良いのに変えてあげればと思いましたが、思い入れあるものなのでびわ…

逃げ上手の若君 第50話「大都会1335」感想

逃げ若も遂に50回です。 そして、舞台は大都会京都!(当時は平安京まだといってたのか・・・) 中央にとても広い路があり(朱雀大路)、町屋は栄え、大道芸者が火を吐き・巫女達が舞う! ん??? 確かに平安京の朱雀大路は都を開いたときは82mの幅(御堂筋の約2…

鎌倉殿の13人 第6回「悪い知らせ」感想

さて、頼朝は石橋山で敗れ、北条家嫡男宗時は善次に殺された直後ですが、、、 一方の武蔵比企家では、、、頼朝の味方になるか、否か 頼朝の乳母であった比企尼(草笛光子)はすぐに兵を上げろと当主能員(佐藤二朗)に激を飛ばしますが、、、妻の道(堀内敬子)は…

新九郎奔る9巻 感想

歴史系はコミックスの感想も書いていこうと思います。 室町系でイチオシは「新九郎奔る!」 ビックコミックスピリッツ連載ですが、流石に毎週は財力的にも買えないので、コミックスで追いかけています。作者はパトレイバーや究極超人あーるで超有名な大御所…

アニメ平家物語 第5話「橋合戦」感想

重盛の死、、その後 びわは目の色が!やはり重盛の亡者が見える眼を受け継いだようです。 年は1180年、、びわが平家屋敷にきたのは殿下乗合事件(1171年)の歳ですから、あれから9年経っているんですよね。その時7-8歳と考えても、16-18歳の年頃のはずですが、…

逃げ上手の若君 第49話「凄み1335」感想

月曜はジャンプ、兎に角逃げ若です! 近江の手前で関所あり、足止め! 善良そうな武家の叔父さんが、ガラ悪そうな武士に捕まえられて、北条ぽいから連行と拷問という理不尽な仕打ちを受けます( ;∀;) 尚、古代からある関所は越前の愛発関(福井県敦賀市)・不…

鎌倉殿の13人 第5回「兄との約束」感想

今回も情報量満載でしたね! 記憶の新しいうちに感想書きます。 開始4分で、山木館襲撃! そして真っ先に堤に切り込むのは父時政! 主人公義時は震えておりましたが、流石肝が据わってますな。 堤に止めを刺したのは兄宗時で、親子の絆の強さがうかがえます…

アニメ平家物語 第4話「無文の沙汰」感想

木曜昼の平家タイムになっております(在宅勤務することが多い)w さて、お産で苦しむ徳子様から始まります。早見沙織さんの渾身の絶叫、、すばらしい\(^o^)/ その苦しみは生霊の仕業、、、重盛には見えている。鹿ケ谷の陰謀で殺された西行、流刑先で死んだ…