鎌倉殿の13人 第5回「兄との約束」感想
今回も情報量満載でしたね！
記憶の新しいうちに感想書きます。
開始4分で、山木館襲撃！
そして真っ先に堤に切り込むのは父時政！
主人公義時は震えておりましたが、流石肝が据わってますな。
堤に止めを刺したのは兄宗時で、親子の絆の強さがうかがえます！
大事な野菜の恨みは怖い！やられたらやり返す倍返しが坂東武者です！！
取った首は庭に晒すのが東国の倣い。政子も実衣も顔色変えてませんwww
流石後に生首を絶やすなとという東国武士達！！
次の戦の前に八重の家に密会に行く頼朝、ほっかむりはとても源氏の総大将とは思えませぬな！ネズミ男やんwww
しかもすぐに夫(江間次郎)が戻ってきてお開き！
さて、りく・政子・実衣の女性陣は戦を避け、伊豆山権現(熱海市)に疎開します。
伊豆山権現は修験道と山岳信仰が融合した神仏習合の地だったようです。
しかしながら、山は本来女人禁制。出入り可能は寺女のみということで、寺女の恰好かつ掃除も命じられます。嫌がるりく・実衣ですが、そこで前向きな政子は流石肝が据わっておりますね！
尚、義時の「僧たちに近づくな、女人に飢えている故」の警告、やはり現実は生臭坊主なんですね。。。宗教の実態www
髭がダンディでカッコいいですね！慎重派で出来る人ぽいです。。
一方、相模東部の三浦は、川の増水により合流ができず。。
義村にとって、小四郎は親友ではありますが、ここで無駄死しては元も子もないので、彼らが滅びても引き返すのが、現実的というものです。
鎌倉武士の友情はこうドライであるべきとおもいます！！
そして頼朝、北条家が陣を敷く石橋山には一人怪しい奴が、、、伊東家の下人、善次ではないですか！これで北条の動きは伊東に筒抜け、、、まずいですね。。。
夜になり、対面するは大庭軍、その数3000人、北条方は300人ですが、山に誘い込めば勝機はある、、、
しかし、既に三浦の兵が背後に潜んでおり、義時は負けることを察知しているのでありました。
とはいえ、大将同士の挑発戦・舌戦は迫力がありますな！源平期の合戦の見どころです！
まぁ時政みたいに数に劣る方あ挑発にのって突撃してはいけいないのですがwww
そして、戦は北条方が総崩れの負け戦となるわけですが、、、
それを政子達に伝えに行く仁田忠常、、、頼朝も恐らく死んだと泣きながら話しますが、亡骸を見ているわけでないから生きているかもしれないと、突っ込むのは実衣。大物の兆しがみえてきました！
一方、落ちのびる頼朝と時政・宗時・義時ですが、、、ここで頼朝がお前らのせいだと罵倒！こういうのは上に立つ者はやってはいけません！！
しかも、(自分が格下と思ってる)甲斐源氏に頭を下げるのも嫌だとか、どうしようもない主君ですね、、、後に時政が人の上に立つ器ではないと言ってましたが、その通りだと思いましたwww
(頼朝公も大泉さんも別に悪くなく、三谷監督の脚本がそうさせているのですがww)
更に、持ってる観音様が小さいから(死んだときのために)ご本尊を誰か持ってこいとか(いい加減にしてくれ、、、と部下は思うでしょうなw)
流石に怒ってか、宗時はご本尊を取りに行くと別行動に、、、
頼朝が寝ると、またもや現れる法皇様！もはやコントですね！
その度扱いがぞんざいになってるような気がしますww
一方おデブで鎧の合わない工藤茂光殿と北条館近くまで来た宗時ですが、、、ここでまさかの刺客、善次です。。。かれの戦闘能力は恐ろしい、忍(後の風魔衆?)か何かなのでしょうか。。。。
しかし、兄上、討ち死にではなく、、、なんと敢え無い最期。。。
ここで前後しますが、宗時が義時に語った台詞がでます。
「俺はな、実は平家とか源氏とかそんなこと、どうでもいいんだ。俺はこの坂東を俺たちだけのものにしたいんだ。西から来た奴等の顔色をうかがって暮らすのはもうまっぴらだ。坂東武者の世を作る、そしてそのてっぺんに北条が立つ、そのためには源氏の力が必要なんだ。頼朝の力がどうしてもな。」
なるほど！
ここでその後頼朝の息子達を亡き者にしても義時が北条家として政権を取ろうとする行動原理が生まれたのですね！
兄を亡くしたのは痛いですが、そこに大きな志が生まれたわけですね！
なんという深い脚本でしょう！！
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