徒然なるままに ~歴史作品の感想他~

歴史作品の感想とか色々

アニメ平家物語 第4話「無文の沙汰」感想

木曜昼の平家タイムになっております(在宅勤務することが多い)w

 

さて、お産で苦しむ徳子様から始まります。早見沙織さんの渾身の絶叫、、すばらしい\(^o^)/

 

 

その苦しみは生霊の仕業、、、重盛には見えている。鹿ケ谷の陰謀で殺された西行、流刑先で死んだ藤原成親などの姿が、、、、(;゚Д゚)

 

 

資盛殿は建礼門院右京大に夢中。しかし、つれなくされているようですなww

偶然みてしまったびわ(笑)

 

 

つれなくされるのは他に想い人がいるから、ならば自分も誰かと懇ろにすれば付いてくる、、だからびわ今夜どうだ、、、とかwww

現代だらセクハラ一発アウトですが、相手は怖いものなしの平家の御曹司、、、拾われたみなしごがひっぱたいてはなりせぬなwww

 

さて、重盛は徳子の安産祈願のため、鹿ケ谷の陰謀で罰せられた者と恩赦を願い出て、鬼界ヶ島に流されたうちの藤原成経・平頼康は許されて戻るのですが、、、俊寛だけは許されず( ;∀;)、平家物語原典でも首謀者だったからとか成経達が許しを乞うため卒塔婆を1000体作って海に流していたが、俊寛はそれに加わらなかったからと記述されいますね。

 

一人置いてけぼりは本当にかわいそう( ;∀;)

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ちなみに鬼界ヶ島ですが、薩摩の南ではあるのでうが、奄美大島東方の喜界島と西方の硫黄鳥島の二説があるようです。どちらにしろ冬は暖かいかもですが、過ごしやすい島ではなさそうですね。(住民は服を着ていなかったとか記述されていますしw)

尚、平家物語原典ではその後有王という稚児が俊寛に会いにくるエピソードがあるのですが、間もなく俊寛の死を重盛が行っていたので、略されたようです(涙)

 

 

ついに徳子様ご出産!この子が清盛が外祖父となる帝、安徳天皇です!!

 

皆さんご存知でしょうが、びわのみたこの子の未来は、、、( ;∀;)

これは見えても徳子には言えませんよね。。。いや平家一族誰にも。。。

 

 

「見とうない。見ても何も出来ぬのなら、何も見とうない」

その通りだと思います。びわはこれから先更に苦悩するのが見えて悲しいです(´;ω;`)

 

重盛殿の熊野詣、これも平家物語原典で扱われていますね。

(最近存在を知りました。原典をよく読まずににアニメを見に行ってしまったのが悔やまれます。。。。しってれば更に100倍楽しめたのに。。。)

 

 

「一期(いちご)をかぎツて、後昆(こうこん)恥に及ぶべくは、重盛が運命をつづめて、来世の苦輪(くりん)を助け給へ。」

重盛が己の命を縮めても、一族の滅びを防ぐよう祈ったこと、その時に魂の火が浮き出た、、、なんと自己犠牲的で悲しい話です( ;∀;)

 

 

従者「維盛様の服が濡れて透けて、喪服のようだ」

重盛「我が願いは成就したのだから、あえて不吉な事いうな」

このくだりも原典通りですね。。。

(透けて肌が見える維盛殿も見たかったなwww)

 

 

願いが成就したためか、病に倒れる重盛、、、これは危なそうです。

 

空気を呼んでか、読まないでか、後白河院が直々にお見舞い。でも今回の後白河院は本気で心配してそうです、、、千葉繁さんの優しい声、、よいです!

 

病床見舞いの後白河は、大河ドラマ平清盛44話で、死にかけの重盛(窪田正孝)に双六をさせる鬼畜後白河(松田翔太)は印象的でした、、、それ比べるととてもやさしい( ;∀;)

 

 

見舞い後、資盛の誘いで、清経の笛・びわの琵琶をバックに今様に興じる法王様。なんかとても幸せそうで可愛いですね\(^o^)/

 

 

敢え無く重盛の運命は尽きる。最初に看取ったのはびわとなりました。。。

 

 

 

そして、びわの瞳の色。。。亡者が見える眼を受け継いだのか!!?

 

 

この先平家は、びわはどうなっていくのでしょう。。。。