逃げ上手の若君 第50話「大都会1335」感想
逃げ若も遂に50回です。
そして、舞台は大都会京都!(当時は平安京まだといってたのか・・・)
中央にとても広い路があり(朱雀大路)、町屋は栄え、大道芸者が火を吐き・巫女達が舞う!
ん??? 確かに平安京の朱雀大路は都を開いたときは82mの幅(御堂筋の約2倍)があったようだが、、、維持するのが大変なため、鎌倉期には廃れて脇とかが畑になっていたとか、、、1ページの図は唐の長安の最盛期を模したレベルで、平安京にここまで栄えた時期はなかったのか史実かもしれませんwww(遷都当時から財政難でしたし)
さて、京で出迎えてくれるのは大納言(大臣に次ぐ偉い人)、西園寺公宗です!
ん??妙に顎尖ってるなww某ジブリの作品の帝のようなwww
あと生命線短そうな存在感、、、少しばかり〇生弓〇に似てると言うのは失礼かww
まぁ残念ながらあっさりと処刑される運命(ゲフンゲフン
逃若党は京だー!とハイテンション(いいね!こういう少年漫画風の王道描写)
そしていきなり鱧、、、罰当たりにも串焼きで食べるの!!?(天ぷらとか湯引きが有名だけど、蒲焼にしても美味そうだよねw)
他にも亜矢子の憧れる大規模な田楽隊なども居つつ、京には変なのもいた!
清水寺でビワのタネが憎いから無くなってしまえと祈る変な婆さん(爺さん?)。
これ、出典があり尊氏の禅の師匠が記した「夢中問答集」からだそうです!少年誌なのに教養高すぎ!!
尚、雫のあげる変態の粒ぞろいの中に実の父の頼重(信濃仮面)が混じっているのですがwww
さて、女子に誘われてノリノリの玄蕃は賭場でカイジ状態にwww
そこにまた濃いキャラ登場!完全なギャル子魅摩(メスガキは別称なので私は使うのを避けます)の登場!しかもこの子がバサラ大名で有名な尊氏の重臣、佐々木道誉の娘という設定!!(史実ミまというのが居ますが、娘ではなく側室のようですね。。。)
尚、佐々木道誉は元々北条家の相伴衆で1335年時点では後醍醐帝に仕えていたものの、その動向は不明で忠誠度はそれほど高いポジションではなかったようですね。
年齢は30程度ですが、北条高時の出家ともに出家しているので既に頭を丸めていたのは確かだと思います。
さて、後半は目を離せないコマが続きますw
玄蕃は博打に負けて身ぐるみ剥がされ(負けたら脱ぐというより服を賭けたのでしょうw)変態モードに突入ww ヤバイものは描いていないものの、少年誌でこの性癖を描いてよいものなのでしょうかwww
尚、玄蕃は更に20貫文(百万円)の借金を作り、業者が引取り比叡山の奥地で強制労働が待っているようですww
尚、比叡山は稚児灌頂の総本山であり、玄蕃君はお面の下は整った顔かもしれなく、そっちの用途で強制労働の可能性もあるのではないでしょうか。
一度は若を見捨てて逃げようと考えていた玄蕃、時行殿も見捨てればよいのに、躊躇せず身体を賭けて双六勝負を挑みます。
敗けたら京の汚泥でグチョグチョに汚されてしまうのでしょうか。。。やはり行く先は比叡山??
そこで出てくるのは神力のある雫!
然し負けたら穢れを知ることになると、魅摩!!(遊郭とかに売られるという意味だが、かなりエグイ表現だなww)
尚、佐々木道誉の娘であることがわかり失敗しますが、弧次郎の相手を見て暴力と凄みに訴えようとする気概も10歳ながら、中世観ありますね!すでに立派な武士です!
雫は魅摩が神力を宿していると悟り、緊張が深まります!
来週は双六対決、敗けたら雫は若はどうなってしまうのでしょうか??
来週も目が離せません!