逃げ上手の若君 第54話「スキャナー1335」感想
図らずもらしくない、この時代の大物が登場しました\(^o^)/
さて、後醍醐帝殺害の西園寺公宗と叔父家泰家の謀略、、、流石に逃げ若等一派もドン引き、、、皇族殺害は流石に千年先までも汚名を追ってしまう大罪なのは、田舎から来た皆も分かってるようです、、、(実際に帝殺害したのは飛鳥時代の蘇我馬子くらい?あと源義経か、、、後者は英雄だから大丈夫かもなw 持明院統と大覚寺統が争っている中だし大義などいくらでも。。。ブツブツ)
あ、、失礼。尚、この計画の失敗は頼重もその未来を見ていて、その時に泰家を連れ出して、京から逃げることを予め命じています(公宗がどうなるかは、、、お察しください、、南無)
尚、ここで雫の突拍子もない予言について補足。
実は金閣寺のある北山の地は、当時西園寺家の所領であり、その名の通り西園寺という寺が建っておりました。公宗と泰家が、この西園寺に後醍醐帝を招き入れ、暗殺しようとしていたのも史実のようです。
そして、その地は陰謀発覚後、没収されますが、約60年後室町3代将軍足利義満が買収し、ここに北山山荘と金閣寺(鹿苑寺舎利殿)を建てます!
金ぴかのお寺が建つのは間違いない未来ですが、それは西園寺家ではなく、宿敵尊氏の孫の手によってというのは皮肉なものです。。。
さて、都から逃げる上で断りをいれなくてはいけないのは、まだ遊ぶ約束をしている魅摩ですが、、、そこは雫と時行のプレゼントでwww
ん?イナゴwwww なんか昨日の鎌倉殿の義時(時行にとって7代前の先祖w)に重なるものがありますが、、、、これは逆に魅摩に対して悪印象を与え、未練なく手切れにする策略なのかと個人的には思いました。。。(それはある意味誠実ですね!)
さて、今回のメイン人物登場、、、、
若たちが京の中の逃げ道を探っている中でやたらヘコヘコキョロキョロしている侍が通りますが、、、時行もそれが只者ではないと感じ妙な緊張感が、、、、
ここで名乗ったのは、なんと軍神楠木正成!!
太平記でも最高の英雄と称えられている人物です!!
え?演技とはいえこんなに穏やか、かつイケてない演技もできる人物とは!
確かに千早赤阪城の戦いなど「逃げ上手」の師匠となるべき人物ではあります!
そしてしっかり瘴奸(昔は将監といったのか、、ツルッパゲは剃っていただけではw)のことも覚えていたり、因縁は深まります。
時行は大胆にも帝方である正成に逃げの極意を聞くことに!
これぞ英雄同士の駆け引き!!来週どうなるかが楽しみです!!
尚、歴史のネタバレをしてしまうと、遠からぬ将来、正成と時行は尊氏を共通の敵とすることになるのですけどね、、、、これを松井先生がどう描いていくのか、、、これからも目が離せません!