アニメ平家物語 第10話「壇ノ浦」&第11話「諸行無常」感想
先週は突然の地震によりフジテレビ系でも放映延期となってしまった平家物語ですが、今週一挙2話放送でクラマックス!!
悲劇について語り切れない情報量ですが、敢えて感想は2話纏めて、端折りながら(軽口もありで進めます)
平家を追って福原についたびわですが、既に焼け野原。
維盛は既に廃人状態。
重衡は一の谷の戦いで捕らえられ、鎌倉に送られ、、、と平家にとって悪いニュースばかりが続きます。。。
囚われた重衡を見て、助命も考える源頼朝ですが、、、、(彼は清盛に助命されましたし、、)
それを討つべしと進言するのは妻の北条政子、、、
鎌倉殿に比べても随分丸くて黒い政子ですな、、、、おーこわ。。。
一方平家方、、、(落ちのびたけどいいお屋敷に住んでるんだな。屋島に御殿を急造したんだっけ、その力は衰えてないのがわかります)
資盛は徳子を通して後白河院の恩赦(三種の神器を返し)を相談しますが、、、徳子は覚悟を決めて動かない様子。
一度は帝となった皇子の母としての覚悟なのでしょうが、、今の段階では命まではとられないでしょうから、降るのもありと個人的には思いましたが、、、、
ここを美談としてよいかは悩むこところです。
維盛は結局出家からの身投げ、、、、生き延びて一族を供養する生き方もあったと思うのですが、、、(批判ばかりでスミマセン)
尚、第10話は後白河院がとても元気です!
千葉さんの声とテンション、やはり素晴らしい!
義経と静御前、、、後白河院の用意した宴でお互い一目惚れの様子、、、特に義経がふつくしい。静はこれまでの創作に無く、活発な感じなのもよいですね!
尚、平家側では初回比で一番好感度があがり、最後まで目を離せないのが資盛です!
彼は幼い頃はやんちゃでしたが、冷静でメンタルも強い!
びわとも喧嘩もしましたが、一番お似合いだったんではないでしょうか!!
そして、急襲され、燃える御所。これは屋島の戦いですね。
一瞬でしたが、有名な与一君も出てきました!きちんと美形で!!
そして、展開は早く、舞台は壇ノ浦へと入り11話となります。
初めは流れは平氏にあり!
知盛もですが、資盛が特にカッコいいです!!
びわは帝の乗る船で徳子の髪を結いながら戦の様子を見守っていますが、この行動が後程、大きな運命に
イルカの群れが来て風の流れが変わり。。。
流れは完全に源氏側に!
義経君、漕ぎ手を射るのはルール違反ですよ!!
知盛の戦況報告、、、
「ハッハッハ!そなたらは!東男達をご覧に入れますぞ!!」
それ笑ってる場合やない!絶望的やん( ;∀;)
ここで、帝を抱いて出るのは、清盛の妻にして、安徳帝の祖母である平時子。
最期は母徳子ではないんですね。。。
ここで徳子は生き延びる事、帝の助命を願っていましたが、既に廃嫡された皇子の運命と平家一族のこの先を悲観して海の底へ行くことを選んだのは、時子だったこととなります。。
(毒:あんたは夫を失いこれからは絶望しかないが、帝はまだ6歳だし、勝手に運命をきめる権利ではないのでは、、、)
それを差し引いても「波の下にも都はございます」はとても悲しい言葉です( ;∀;)
徳子も続いて海に飛び込みますが、結んでいた髪がひっかかり、びわに助け出されます。
助けを拒否する徳子ですが、びわはその先を見る眼、亡者を見み眼を以て、徳子に生き延びることを促します。。
知盛は浮かんで、遺体を辱められることを避けるため、錨を身体に巻き付けて海に飛び込みました。
資盛は兄弟?と手を繋いで海に飛び込みました。
平家物語原典では弟の有盛、従弟の行盛と三人で手をとって身を投げたと言われます。
そしてびわの目は白くなり、、、ここで力を使い果たし光を失ったということでしょうか。。。まぁ元々琵琶法師は盲目の者の生業でしかたら、、、
ここに平家は海に沈んだのでした。
(実際に家が滅びたわけではないですけどね、、、、)
そして、エピローグは後白河院が尼となった徳子の庵に尋ね、、、
皆で語り継ぐ「祇園精舎の鐘の声」
この僧は熊谷直実! 一の谷戦いで平敦盛を討った自責から、出家したと言われます。
雅な化粧をして、舞うのは静御前!
壇ノ浦の戦い後、愛する義経は追われる身となり、、途中までは同行したものの、生き別れたと言われます。頼朝に囚われた際に義経を想う舞を踊り頼朝の怒りを買いますが、政子が愛する男を想う気持ちをはわかると諫め、許されたと言われます。
そして、この無精ひげおじさんは!?
資盛!!?
壇ノ浦で身投げした資盛ですが、一説では生き延びて伊豆八丈島で暮らしたともいわれます。その説をとったんでしょうかね、、、
そんなんで怒涛の全11話のアニメ平家物語でした!!
美術も、音楽も、声優も素晴らしかった!!
これは後世半世紀以上のこる名作でしょう!!
惜しむべきは後半速足すぎたところでしょうか。。。2クールまたは4クール位でやってほしい作品でしたね!!(大河ドラマと同ペースで)
逃げ上手の若君 第55話「楠木1335」感想
今週は祝日があるので、ジャンプは土曜発売であることを忘れていました(汗
Webで定期購読しているのですが、日曜朝に更新に気づく。。。
というわけで感想もそれだけ遅れました、、、
さて、京からの逃げ道を探す中で出会った卑屈ぽい男は、まさかの楠木正成!
そして大胆にも若はそのお屋敷に招かれますが、、、
いきなり台所で握り飯つまみ食い!?
そして、怒る奥様、、帝に覚えめでたき臣の割に地味だなwww
元々正成も出自不明と言われるので、建武新政までは質素な暮らしをしていたのが窺われます。
そして、手合わせ。
若の得意の逃げの一撃を正成がどう防いだかというと、、、
まさかのおにぎり!
刀の一撃をおにぎりで防ぐ。常人には考え付かない発想です。
そう、この固定観念という檻に囚われずに逃げる事こそ、正成の強さ。
これにより、これまで圧倒的な弱兵力ながらその百倍もの兵力を誇る幕府(北条)軍を退けてきたと語ります。
「クソを出して投げるなら赤子でもできる」に笑いましたけどねww
逃・即・是・生
これこそ乱世で大事な信念なのだと思います!
(以降ネタバレ注)
その信念を柵により貫けくなってしまったのが後の正成の悲劇とも思われますが、、、
しかし、若は全裸逃亡ド変態稚児とか言われていたの傷ついていたのですね(笑)
正成の汚部屋(軍略室)ww 何故か土偶、弥生土器、埴輪、顔のある石、ヘラクレスオオカブト、吊るした兎などが、、、戦に使うのか!?
そして、実際の軍略に熱湯で沸かしたウンコwww(実際に籠城戦でこれをぶっかけたという記録がありますねw)
こうして敵(後醍醐帝)方の超重鎮でありながら、和やかに終わる正成と時行の対面(勿論松井先生の創作)ですが、流石に正成は勘づいているたようですね。。。しかし、この降りだと完全な敵に回ることは無さそうです。
そして、あっさりとですが、重要人物が!
正成の長男、多聞丸。後の楠木正行です。
彼は南朝の主力将として父から受け継いだ軍略を発揮することとなります。
そしてそのころには敵味方の観点では時行と志を共にしており、、(共闘の記録はないようですが)、、今後きっとまた出てくるのではないかときたしています。
生年は諸説ありますが。見た目から1323年説(この時点で満12歳。時行より2歳上)を採られたのではないかと思います。
尚、その多聞丸の伝言から、尊氏が正成の屋敷に立ち寄る時間と経路がわかり、、、
吹雪は尊氏を討つ千載一遇の好機と献策しますが、、、
(ここから完全個人的見解)
これは下策ですね、、若および正成の「逃げることは生きること」という精神に完全に反します。千載一遇の好機を手にして、暗殺を成功させた者は(有名なのは後の世で)いますが、その後謀叛人として成敗され、後世にも反逆者として汚名を残すこととなりました。
一番有名なのが明智光秀でしょうが、室町六代将軍足利義則を暗殺した赤松満祐なども同じように暗殺成功後3ヶ月で攻め滅ぼされています。
さぁ来週松井先生はこれをどう展開させるのでしょうか。
久々のセンターカラー!期待大です!!
それにしても最近巻頭カラー回ってこないね( ;∀;)
鎌倉殿の13人 第11回「許されざる嘘」感想
一週間、経つの早いですね。
仕事が多忙となり、感想以外のブログが書けなくっていますが、鎌倉殿・逃げ若・(あと2話の)平家物語の感想は南都か続けてたいと思っております。
鎌倉殿は今週はさらに情報量が増えて、整理しきれません(汗
とりあえず1週目で見た感想を素直に書いていきますので、取りこぼしはご容赦くださいw
いきなり始まる、義時と八重殿の縁談話。
恋敵であった政子は勿論反対w
然しながら、介殿の推しもあり。
そして、義時の自信満々の一言ですが、、、
「それは心配ない。 あの人は 私のことをとても頼りにしている。」
「お断りいたします。」
そして、何この鼻から牛乳〜♪(トッカータとフーガ)ぽいBGMはwww
からのいつもの壮大なOP、、出オチすげー!!
しかも、、泣くなよwww
さらに義村が好きにさせてもらうとか挑発www
それでも仕事はキッチリ。スカウト活動に精をだす義時君。かつての平家方、梶原景時に声をかけに行きます。。
輪を乱す男と謙遜する景時、、、(実際それで命を落とすのですけどね、なんというフラグ!)
そして、先週終了間際に馳せ参じた八男の義円殿、、、弓の腕も達、孫子の兵法など知識も豊富、そして頼朝・義経の双方を理解するなど思慮も深く、何よりイケメン!これは期待の源氏なのですが、、、義経の目が何やら冷ややかですね、、、
そこから続く「鎌倉殿!」コールも迫力です!!
そして全成の占い
逃げ上手の若君 第54話「スキャナー1335」感想
図らずもらしくない、この時代の大物が登場しました\(^o^)/
さて、後醍醐帝殺害の西園寺公宗と叔父家泰家の謀略、、、流石に逃げ若等一派もドン引き、、、皇族殺害は流石に千年先までも汚名を追ってしまう大罪なのは、田舎から来た皆も分かってるようです、、、(実際に帝殺害したのは飛鳥時代の蘇我馬子くらい?あと源義経か、、、後者は英雄だから大丈夫かもなw 持明院統と大覚寺統が争っている中だし大義などいくらでも。。。ブツブツ)
あ、、失礼。尚、この計画の失敗は頼重もその未来を見ていて、その時に泰家を連れ出して、京から逃げることを予め命じています(公宗がどうなるかは、、、お察しください、、南無)
尚、ここで雫の突拍子もない予言について補足。
実は金閣寺のある北山の地は、当時西園寺家の所領であり、その名の通り西園寺という寺が建っておりました。公宗と泰家が、この西園寺に後醍醐帝を招き入れ、暗殺しようとしていたのも史実のようです。
そして、その地は陰謀発覚後、没収されますが、約60年後室町3代将軍足利義満が買収し、ここに北山山荘と金閣寺(鹿苑寺舎利殿)を建てます!
金ぴかのお寺が建つのは間違いない未来ですが、それは西園寺家ではなく、宿敵尊氏の孫の手によってというのは皮肉なものです。。。
さて、都から逃げる上で断りをいれなくてはいけないのは、まだ遊ぶ約束をしている魅摩ですが、、、そこは雫と時行のプレゼントでwww
ん?イナゴwwww なんか昨日の鎌倉殿の義時(時行にとって7代前の先祖w)に重なるものがありますが、、、、これは逆に魅摩に対して悪印象を与え、未練なく手切れにする策略なのかと個人的には思いました。。。(それはある意味誠実ですね!)
さて、今回のメイン人物登場、、、、
若たちが京の中の逃げ道を探っている中でやたらヘコヘコキョロキョロしている侍が通りますが、、、時行もそれが只者ではないと感じ妙な緊張感が、、、、
ここで名乗ったのは、なんと軍神楠木正成!!
太平記でも最高の英雄と称えられている人物です!!
え?演技とはいえこんなに穏やか、かつイケてない演技もできる人物とは!
確かに千早赤阪城の戦いなど「逃げ上手」の師匠となるべき人物ではあります!
そしてしっかり瘴奸(昔は将監といったのか、、ツルッパゲは剃っていただけではw)のことも覚えていたり、因縁は深まります。
時行は大胆にも帝方である正成に逃げの極意を聞くことに!
これぞ英雄同士の駆け引き!!来週どうなるかが楽しみです!!
尚、歴史のネタバレをしてしまうと、遠からぬ将来、正成と時行は尊氏を共通の敵とすることになるのですけどね、、、、これを松井先生がどう描いていくのか、、、これからも目が離せません!
鎌倉殿の13人 第10回「根拠のない自信」感想
さて、今週は史実的にはあまり進んでませんが、三谷さん節が満載で一字一句見逃せない、聞き逃せない状況でしたね!!
初っ端から義経が平泉の繁栄ぶりを鎌倉とは比べ物にならない程と、、、おい、頼朝や政子、、そして東国武士が聞いているんだ、、、空気読んでww(死亡フラグが一つ)
その平泉の藤原秀衡にも3千の兵を送るように依頼していると言いますが、、、当の秀衡は平家からも出兵の文を貰い、回答をどちらも先延ばしにして日和見の模様、、
一方義経に対しては「己一人で大願を成し遂げれる」と評価。
一方、その大願とは平家を滅ぼすこと??、、それで先はどうするのでしょうか、、、と疑問が浮かぶことであります。
京には久々に怪しい僧、文慶さんが!!しかも後白河院にこっそり呼ばれて誰かを呪い殺す依頼を!?相手は清盛??(とはいえ、半年後には熱病で死ぬので、もっと別か??)謎は深まるばかりです。。
さて、東国では富士川の戦いの後始末。。捕まった大庭景親ですが、、、最期まで不敵な笑みを浮かべ、斬った上総広常にせいぜい気を付ける事(フラグ)という捨て台詞を吐いて散ります!國村さん、カッコよかったです!初期の強敵としての存在感十分でした!!
しかし、その結末は晒し首(涙)、、、これから首桶どころか晒し首がレギュラー化しそうな勢いであります、、、、
一方、八重殿は鎌倉で侍女として見返りを求めぬ気高き心で仕え、、、(兄祐清はけなげと褒めてたけど、父祐親からするとだめんずにぞっこんな娘は心配で処刑前でも死に切れんと思うよww)、なんと義時は八重殿に惚れているようでこっそり草餅の差入などをww(それを姉と妹に見られているのは地獄ww)、、しかしその草餅は周り回って三浦義村のところへ、、、義村(13歳)は軽い男を演じながら義時と八重殿をけしかけますが、、、(何この斜め30度での迫り方www)ちょっと今回は不発だったみたいですねw
突然前触れなく、政子と実衣の前に現れるニューフェイスが!
鎌倉殿の13人の一人安達遠元です。武蔵の豪族でありながら、公家ともつながりをもった教養人です。
演じるのは元お笑い芸人の大野泰弘さん、三谷大河では真田丸では真田家臣、河原綱家を演じておりました。犬伏の別れを盗み聞きし、信幸(大泉洋)に草鞋を投げつけられたシーンは有名です\(^o^)/
<2016年真田丸より>
更にはマナー講師としてりくの兄、牧宗親がやってきます。こいつそ胡散臭いですね、、、(尚、これから起こる亀の前事件に大きく絡むらしいですw)
更に、義朝の六男、頼朝の弟である範頼も登場。演じるのは迫田孝也さん!
真田丸では信繁の側近矢沢頼綱を演じ大活躍だった方が戻ってきました\(^o^)/
この中ではとてもマトモに見えるwイケボだし!
ところで、義経(菅田将暉)が政子(小池栄子)に膝枕されて甘えるシーン誰得なの???
(見せられてる実衣ちゃんが特にドン引きだろうなww)
そして、兄弟(3男頼朝、6男範頼、7男全成、9男義経)の揃っての酒の席!義経、範頼の母が遊女だったとか余計なこと言わない!!(出自マウントは血を見ます!)、頼朝も思い出話を適当に言って、、、なんかぎこちないですな、、、
頼朝は「血を分けたそなたたちが頼りじゃ、坂東の者は信じ切ることができぬ!」と絆を深めようとしますが、、、あ、お付きの義時が聞いてますが、、、(義時居づらいだろーなー)
そろそろ後半となる頃、、、
実衣の下に登場、亀!侍女となった八重の素性(頼朝との関係を察したなw)が気になるらしく、、、しかし、既に奥を預かる立場なの!?(それは傲慢すぎでは)
そんな経緯で、八重に頼朝の部屋の前に酒の肴を届けさせたうえ、、愛妾として懇ろを見せつける鬼のような策略ww コワイヨー。しかもわざわざ八重さんと呼ぶとか地獄すぎです!
このガッキーのキョトン顔は逃げ恥でよくみましたねww 気の毒ですが、とても可愛いです\(^o^)/
亀はさらに疲れてる政子のところにも、書物(りくから勉強しろと)を無造作に置いたり、、やな感じでやってますねw更には八重が出仕してこなくなったのをどこか悪くしたのかと、、、お前のせいだよwww
さて、今週やっとの戦闘。常陸の佐竹氏討伐です。佐竹氏は前回上総広常が宿敵としている発言をしましたが、関東で依然として平家方の主力であり、奥州藤原氏と連携を図るためにも倒さねばいけない相手でした。
軍議で「黙れ小僧!」状態な義経はまぁ放っておきましょう(笑)
東国武士側が義経にドン引きする中で、心にもない台詞でもフォローする義政は先週より一つ覚悟をきめたような感じがありますね!
そして、まずは話し合いと石段で敵大将と対面。出るは佐竹義政、演じるのは今週の目玉平田広明さん!相変わらずのイケボです!!ちょっとだるそうな態度も素晴らしい!
しかし上総広常に「お前、老けたなー」と言った台詞を最期に斬られて絶命( ;∀;)
(吾妻鏡の記述でも上総広常より騙し討ちでしたが、屋内だったみたいですね)
ここから図らずも乱戦からの正面戦闘が始まってしまいます。佐竹勢は難攻不落と言われるの金砂城に籠り、頼朝側も攻めあぐねて戦いは膠着状態となります。尚、知略に優れ頼りになる平六(三浦義村)は餅があたって腹を壊していたようで(あの草餅かよww)
ここで紆余曲折の上義経が上から奇襲するという策を献じ、皆の士気があがりますが、、、
上総介が佐竹方を内通させ、砦の守りを解かせ、戦は源氏方の勝利で修了!無駄な犠牲もなく喜ぶ東国武士達ですが、義経だけは八つ当たりww
これからも一波乱おきそうな関係ですね。
本日のオチ、、、出仕してこない八重を心配して様子を見に行く義時ですが、、、そこに怪しい人影、、、捕らえたのは頼朝ww 勿論これは内密となりますが、、、
ホンマ義時のいうように「諦めてなかったことが驚きです!」
これは来週再来週あたりに血を見ますね!
どうなっていくのでしょうか!
常陸佐竹氏と金砂城の戦い(鎌倉殿の13人より) ~後編〜
すみません、前中後編で佐竹氏について記事を書く予定でしたが、中編と後編が空いてしまいました。
後編では金砂城の戦い以降の佐竹氏について概略を説明します。
5.鎌倉時代の佐竹氏
金砂城の戦い後、秀義は所領を没収されますが、1189年の奥州合戦では頼朝に従い義経の征伐軍に加わっている記録が見られます。その時に白旗を持参したところ、頼朝の旗と紛らわしいので、扇を入れるように命じられたと言われ、そこから佐竹家の家紋、扇に月が生まれたと言われます。
4代当主の義重(鬼義重とは別)は承久の乱では北条方について武功を上げますが、常陸の旧領を取り戻すまでには至りませんでした。その中でも8代当主貞義は9代執権北条貞時から偏諱を賜るなど、幕府に近づくことに成功します。後醍醐帝が倒幕の挙兵をすると、北条方の討伐隊として武功を上げますが、足利尊氏の調略をうけて、倒幕方へと寝返ります。
6.南北朝~室町時代の佐竹氏
貞義はその後も尊氏に味方し、中先代の乱(1335年)ではその功績により常陸守護を認められます。尊氏が後醍醐帝と訣別した際も、尊氏方につき9代当主義篤は北朝方の中心となり、関東内でも一大勢力となります。小山氏が2代鎌倉公方足利氏満から討伐された際には、小山方について小田氏との縁戚関係を警戒されるも、11代当主義盛の時代には関東八屋形に列せられます。
義盛は男子に恵まれず、3代鎌倉公方足利満兼の計らいにより、山内上杉家の義人を娘の源姫の婿に迎えて12代当主につかせました。これにより一旦義光流源氏の血は途絶え、実は以後の佐竹家は上杉氏の血筋ということになります。勿論、これによるお家騒動もあり、庶流の山入家が上杉家の相続に反対し、宗家に反旗を翻すようになります。山入氏との争いでは、4代鎌倉公方足利持氏が佐竹宗家を支持し、鎌倉公方との関係が強固になります。しかし、これは義人にとっての実家である山内上杉家や幕府との関係を悪化させることとなり、永享の乱・結城合戦の後、6代将軍義教は佐竹家討伐を計画してたとも言われます。更には、次は山内上杉家の家督争いにも巻き込まれることとなります。結城合戦後、上杉憲実は息子も含め出家させ、関東管領復帰を拒否、山内上杉の血を引く義人の次男である実定を次期関東管領に推薦します。しかし、山内上杉家宰の長尾景仲などが猛反対し、憲実の嫡男の憲忠を関東管領につかせます。関東管領になれなかった実定ですが、次は家督争いを起こし、父とともに嫡男義俊を追放します。この間、享徳の乱が勃発し、関東の支族一族間でも上杉方と古河公方方に分かれて争う時代となります。常陸でもこれに乗じ山入氏や新たに勃興した江戸氏の反攻が強まり、義俊は実定を追い出して13代当主となるものの、これらの勢力に苦戦することとなります。
7.戦国〜織豊時代の佐竹氏
14代当主の義治の時代となると、関東全土の混乱が続く中、山入氏に呼応して奥州の伊達氏・芦名氏・白河氏などが佐竹領に侵攻しますが、これを退けます。15代当主義舜(よしきよ)は1490年山入氏に攻められ常陸太田城を追われるも、1506年までにこれを奪い開始、山入氏の主たる者も攻め滅ぼします。その後は古河公方の後継争い(永正の乱)や白河氏の家督争いに介入し、勢力を広げます。義舜は佐竹家の戦国大名化を成功させた中興の祖と言われています。
その後は16代義篤・17代義昭・18代義重と続き。特に義重はその勇猛さから鬼佐竹と武勇を馳せ、豊臣政権下でも常陸一国54万石を安堵され、石高8位の大大名となります。
8.江戸〜現代の佐竹氏
関ヶ原の戦いにおいて、佐竹氏は在国のまま傍観するという中立的な態度をとりました。これが上杉との密約が疑われるなど裏目にでて、戦後、家康より出羽秋田20万石への転封を命じられます。(この時、腹いせ常陸の美人を皆連れて行ったため、秋田には美人が多いと言われますw)
久保田藩(または秋田藩)と称し、改易・転封の続く江戸時代も一貫して佐竹家が秋田の地を領有し続けました。明治維新後は華族い叙され、現代でもその家は続いています。
2009年から12年以上在職の秋田県知事佐竹敬久氏は、その末裔です。
アニメ平家物語 第9話「平家流るる」感想
今週は仕事が忙しくブログを水曜以降書く気力が起きませんでした(汗
というわけで、水曜放送(いつも視聴は木曜昼以降)なのに出遅れてしまった平家物語の感想です。何とか落とさずに続けることはしたいものです。。。
義仲が入京した1183年7月、都は飢饉の中で義仲の兵たちも略奪行為を平然と行い、、1話のごとく止めに入ろうとして返り討ちに逢いかけたのを助けてくれたのは3人の白拍子でした。その名は静?源義経の愛妾で知られる静御前??
静御前は吾妻鏡でその物語があるものの、平家物語には記述がなかったはず、、そしてその生涯は殆ど謎に包まれているはずですが、、、、ここでオリジナルを流れを入れてくるのが攻めてますね!
尚、見た目はびわより静達の方がお姉さんに見えますが、、、
第1話でびわが6歳だったと仮定しても、1183年当時は22歳になっているはず!
静御前の生年はネットで引いたら(ソース未確認)1865年となっていたので、この時19歳。。あまり、変わらないけどお姉さんなんですよね! びわの見た目は10代前半くらいで変わっておりませんが、、、
遠くで家が燃えている、殺伐とした風景の中でも、三人の白拍子たちが袴を脱いで水浴びをするシーンwとても色っぽいと思います\(^o^)/
義仲が都で暴れていることを法皇様も憤ておりますが、、、一方で安徳天皇の異母弟を帝の位につけ(後鳥羽天皇)、可愛がるじぃじの顔もwww
三種の神器のない中なので、即位の正当性が疑われる(その後、後鳥羽天皇にとってコンプレックスともなる)ともいわれますが、見方によっては平家は既に逆賊となり、帝と三種の神器を強奪したお尋ね者であるともいえます。。。
徳子殿は今も安徳帝が帝と気丈にふるまっておりますが、もしかしたらこの執着も悲劇へとつながった大きな要素かとも思いました。
大宰府に逃げた平氏ですが、平家追討の院宣は九州にも回っており、、かつて重盛に仕えた緒方惟栄尋ね、大宰府から立ち去るように、さもなければ討ちにいかねばならないと伝えます。時代の趨勢が変わることには逆らえない中での、彼なりの忠義の言葉だったのだと思います。
そして、随分頼もしくなった資盛!維盛は寝込んでおり、宗盛は相変わらずだし、一族が頼れるのは彼しかありません!
そして雨の中を箱崎(現在の福岡県東区)まで徒歩で落ちのびる平家一行。徳子は草鞋も破れ、泥まみれになる中でも安徳帝を籠に背負い(どっかでみたなこれw)、女房達を励ましながら歩き続けます。
平家物語原典の記述はもっと悲惨で草鞋が敗れ足が切れて真っ赤になり、白い袴は赤く染まり、、三蔵法師の天竺への道より辛いものであった、というようなものでした。流石にそこまではアニメで表現できなかったですかね、、、
平家一行は箱崎まで行ったものの、陸には追討がくるので、船の上へ(それでも立派な船に乗れるのはまだまだ平家に力が残っている証拠かと)。そんな中、平家の行く末を悲観した清経が入水!これがびわの目にも見え。。。。まさに悲劇ですな。。
翌日びわは丹後の母の庵を尋ねますが、、、
(このあたりのやりとりは自分は情を解せずわからなかったです)ただ、これによりびわは再び平家を追いかけ、それを語り継ごうと決めたのは確かですね。
その後の史実展開は怒涛のように早く
義経殿!ついに登場しました!なんと麗しいお姿、梶裕貴さんの声もとてもあってます!!
義仲は矢が刺さり(宇治川の戦い後、近江の田でと思われる)一瞬で死亡。
そのまま舞台は怒涛の一の谷へ!
特殊エンディングの中での敦盛の悲劇が!!
今週は悲しんでいる間もない怒涛の展開!
あとアニメは2週、どのような結末になるのでしょうか??